2018 年2 月4 日(日)学士会館にて「設立総会・記念シンポジウム」を開催
2018 年2 月4 日、東京・千代田区の学士会館において、ACFF 日本支部の設立総会・記念シンポジウムが
開催された。ACFF とは”Alliance for a Cavity-Free Future:う窩のない未来への同盟” という世界的な団体の略称で、日本支部は27 番目の支部として誕生することとなりました。
総会では、ACFF 日本支部の役員選任が行われ、理事長に林美加子先生(発起人代表、大阪大学)、副理事長に花田信弘先生(発起人代表、鶴見大学)、理事に柘植紳平先生(発起人、岐阜県開業)、幹事に桃井保子先生(発起人、鶴見大学)がそれぞれ選任された。
続く設立記念シンポジウムでは、林先生より日本支部設立の背景が述べられた後、ACFF グローバルチェアマンであるNigel Pitts 教授よりACFF の理念と沿革が説明された。
う蝕は世界的な健康問題であり、社会や経済面でも影響しうるとしたうえで、ACFF では”Cavity Free” つまり” う窩のない” 未来を目指し、そのためには未病と疾患の連続性を理解し、う窩の予防と管理をすることが重要だとした。
その後、再び林先生が登壇し、日本支部の今後の展望や活動方針について述べた。最後に記念講演として枦山智博先生(厚労省 特別医療指導監査官)が、わが国の歯科保健医療施策について社会的背景や歯科保健医療を取り巻いく現状、医療保健制度について総論的な内容の講演が行われた。